しげぞうコラム48 永遠のバラード 

まあなんだかよく分からないタイトルになってしまったが
大好きなバラードがYouTubeにUPされてたので貼っちゃえ、と言うことで

JADOESの1stアルバム『IT'S FRIDAY』から「I Wanna Hold You Tonight

この曲は以前にも杏里の時に少し触れたことがあって
80年代角松プロデュース楽曲で
ベスト3に入れたいと常々思っている一曲だ

とにかくナイスだから聴いてっ!

☆ JADOES I Wanna Hold You Tonight

 

絆歌 / 中 孝介 

日本のPOPSカテゴリーをリスニングするのは久しぶりかも

中孝介あたり・こうすけ
最近特にNHK系でよく歌を耳にする
かくいう僕も、最初「おっ?」と思ったのは
昨年NHKでやっていた土曜ドラマ『ジャッジ 〜島の裁判官奮闘記〜』のエンディング曲で
このアルバムにも入っている「路の途中」を聴いてから
メロディーと歌が非常に心に残った
アルバムは2008年10月リリース3rd

ひとたび聴けばわかるけど
この人は奄美大島出身の人で奄美の民謡(シマ唄)を経てきている
地声の他にファルセット(裏声)が頻繁に使われ
そのファルセット域では時折声が非常にビブラートする

その手法でもってポップスをやっているわけだけども
実にうまいこと楽曲にマッチしているように思う
楽曲自体は結構ベタな歌謡曲にも思えるんだけど
この人が歌うと新しく洗練されたものに聴こえるから不思議だ
おそらく、普通の人が歌っても映えないものを
この人の声とボーカルは別の次元のものに簡単に変えてしまう

同じような歌手の先行組で元ちとせがいるが
悪いけど僕はそっちは聴けない
”元”はダメだけど”中”はなぜかイケる
それの理由は基本的に声質と楽曲の好みなんだろうけど
もうひとつはサウンドの傾向もあるかも

初めて「路の途中」を聴いた時も
最近よく流れている「絆」を一聴した時も
特にストリングスがとてもキレイだと思ったし
アレンジもなかなかスケール感があっていい


12「路の途中
 酒井陽一作曲、沢村直子作詞
 ドラマは全然見られなかったのだが
 いつもエンディングだけ見れることが出来て歌だけ聴いていた
 ピアノの伴奏だけの出だしから
 徐々に盛り上がっていくお約束的ミディアムバラード
 美しいストリングスは金子飛鳥ストリングス(アレンジも)
 この曲に限らずドラムは村石雅行
 ちなみに彼の奥さんは村石有香

04の「夜明け前」や09の「夜想曲」もナイスだが

02「
 これイチオシ
 ドラマティックな曲は大坂孝之介、情緒深い詞はあさのますみによるもの
 サウンドアレンジは河野伸
 ドラムのリズムやストリングスの旋律などは中島美嘉的な感じ
 そちら方面が好きな人には持って来いの一曲
 ストリングスは金原千恵子ストリングス
 とにかく中孝介の力を抜いたボーカルがすばらしい 
 それでいて情感深く、熱ささえ感じられる
 「会いたくて――」という歌詞があるのだが
 そこの歌い方なんて普通には成立しない代物
 中孝介だからこそ為しえるオリジナリティ
 春風が花びらを散らす頃にじっくり聴いていたい一曲だ

他にもMISIAの楽曲で知られる松本俊明が2曲を書いているし
04の「夜明け前」においてナイスなアコースティックギターを奏でているのは古川昌義
いいんです、この人のアコギは

では、「春」をどうぞ

 ☆ 春 / 中孝介

 

 

しげぞうコラム47 タツローの名曲 

山下達郎の数ある曲の中で
まぁ好きなのはいっぱいあるんだけど
中でもとりわけ大好きなのが「DOWNTOWN」
それからこの「MUSIC BOOK
1982年のアルバム『FOR YOU』の2曲目に収められていたポップなナンバー

これはサンデーソングブックで放送されたライブ音源みたい

それにしても、ええアレンジで聴かせるなぁ
”注文通り!”って感じだ

 ☆ MUSIC BOOK

Everything I Love / Elaine Elias 




イリアーヌの作品にはピアノ主体のものとボーカル主体のものがあって
僕が好きなのは圧倒的にピアノものである
もちろんその中にも少なくない数のボーカルものが混じっていて
それはそれで大変味わい深くて好きである
ピアノプレイがことさら好きだと言えば良いだろうか

さて、イリアーヌ・イリアス
これまでにピアノ作品を2作品紹介した
ひとつは2007年リリースの『Something For Bill Evans
もう一枚は2009年リリースの『Desafinado
いずれもここ最近のものでどちらもナイスなアルバムだったが
これらから遡って2000年にリリースされているのが本作『Everything I Love』だ

『Something――』はビル・エヴァンスへのトリビュートということである意味企画作品的
『Desafinado』はライヴもの
それに比べて『Everything I Love』はスタジオ録音のスタンダード曲集と
ぜひこういうのを一枚! という欲求を見事に満たしてくれる内容のもので
外せないマストアイテムだと言える
 
パーソネルは
 イリアーヌ(P,Vo)
 マーク・ジョンソン(b)
 クリスチャン・マクブライド(b)
 ジャック・デジョネット(d)
 カール・アレン(d)
 ロドニー・ジョーンズ(g)

多くの曲で構成されているのは
 イリアーヌ〜マーク〜デジョネットのトリオ
数曲で
 イリアーヌ〜クリスチャン〜カールのトリオ
3曲目「The Beat of My Heart」でロドニー・ジョーンズのギターがフューチャーされている

はっきり言って全部が良いのだが
いくつかの曲をご紹介

04「I Fall in Love Too Easily
 サミー・カーンとジュール・スタインによる美しいバラードナンバー
 ここではボーカル入りで演奏されている
 オープニングのピアノからすぐにボーカル
 シンバルの音と共に歌われるイリアーヌの物憂げなボーカルに惹き込まれる
 ソロもたっぷりでイリアーヌらしいリズム良さ
 ゆったりとしたボーカルとの変化と対比が見事
 枯葉舞う晩秋に聴くとたまらない風情を醸し出す

05「Everything I Love
 コール・ポーター作のタイトルナンバー
 イリアーヌが肩を上下させながらノリノリで弾いているのが目に見えるようなアップナンバー
 マーク・ジョンソンのソロといい、ジャック・デジョネットのソロといい
 ま、全てが聴き所
 サイドに回った時のイリアーヌのピアノが
 どこかソニー・クラーク的でこれまた素敵
 
07「They Say It's Wonderful
 アーヴィング・バーリン作のナンバー
 アーヴィングの作った曲で有名なのは
 エヴァンスなどの演奏でもお馴染みの「How Deep Is The Ocean」
 それから誰でも知っているだろうこの時季の名曲「White Christmas」もこの人の作によるもの
 なんとも情緒漂う静かな演奏とボーカル
 アドリブに入ってからの落ち着き払ったピアノプレイがすばらしい

09「That's All It Was
 しかしイリアーヌは多才
 この人の作曲センスは本当に非凡だ
 イリアーヌ作のオリジナルで
 実に実に美しいナンバー
 ピアノとベースを中心にシンバルという至ってシンプルなサウンド
 時折ズズ〜ンとベースのラインが低域に下がってそのアクセントにハッとなる
 イリアーヌのピアノはクラシカルな雰囲気を漂わすほど忠実な演奏
 ラテンのリズムを武器に弾むように弾くピアノとはまた異なる
 正統的で折り目正しい感じのピアノプレイ

13「Introduction #3/ Autumn Leaves
 キース・ジャレットを思い起こさせるの短いイントロダクションはイリアーヌオリジナル
 そこからいつの間にか「枯葉」に突入
 ここでの「枯葉」、かなりナイス
 何ていうか、「枯葉」らしくない「枯葉」
 この曲の持つ先行イメージを見事に覆すといった印象
 力強いドラムとベースにノリの良いピアノ
 僕はあまりこの曲は好きではないのだが
 なるほど、こういう枯葉なら好きだな
 

他にも粒ぞろいの曲が集まって全部で13曲
たっぷり聴けるのがうれしい
イリアーヌファンはもちろん
お洒落でかつ骨のあるピアノトリオ作品が聴きたい人にはぜひ手にとってもらいたい一枚だ
店頭で見かけることは少ないかもしれないけど
HMVやAmazonなどでは輸入版が¥1600前後で売られているので要チェック
リリースは2000年、Blue Noteから

ゼッタイおすすめぇぇ〜〜〜〜!(←エコーかかってます)

 ☆ 09のイリアーヌオリジナル曲 「That's All It Was

 

 ☆ もいっちょ 04「I Fall In Love Too Easy

 

しげぞうコラム46 この前テレビに・・・ 

もいっちょ、忘れんウチにいっとこ!

この前テレビに出てたな・・・

森高千里の『林檎酒のルール』をみつけた

もう、多くは語るまい

 ☆ 森高千里 林檎酒のルール