Ballads / John Coltrane
ジョン・コルトレーンと言えば、いわゆる「ジャズ・ジャイアンツ」と呼ばれるうちのひとり
1926年、米・ノースカロライナ州生まれ
50・60年代に数々の名盤を残したテナーサックスプレイヤーである
ちなみに没年は1967年、肝機能障害とのこと
実はコルトレーンを聴くのはこれが初めて
初めて聴くのがこの『Ballads』
これでいいのか?
本当に、最初の一枚がこれでいいのだろうか――
CDを手にとって随分と逡巡した
というのも
コルトレーンには(も)『ソウル・トレーン』『ジャイアント・ステップス』『至上の愛』といった名盤というか必聴盤が存在して、それらは様々なジャズ関連本なんかで紹介されている
音楽って何でもそうだけど、それまで未知であったアーティストを聴く時はその最初の一枚が肝心だ
特にそれなりに長い期間活動していて、多くの作品を残しているアーティストほど要注意
その間、全く毛並みの違う作品を出していたり、逆に一枚だけが出色の出来だという場合もある
何もかも全て買ってしまえるほどお金と時間があるなら別だけど・・・
最初良ければ以降も聴き続けられ
そうでなければその一枚で終わってしまうことさえある
以降を決定付けられてしまうようなことが往々にしてある
で、結果この作品はどうだったかというと
「正解」
だった
タイトルが「Ballads」であることから分かるように
収められている楽曲は全てスローでメロディアスなものばかり
僕は基本的にバラード系が好きなので
実に心地よく聴くことができた
さて、本作、どんな時間帯が似合うかというと
ズバリ「夜」
ちゃんと陽が暮れて暗くなってからです
そうですね・・・時間ならだいたい20時〜23時くらい(←細かいな!)
香りの良いシングルモルトを片手に
徐々に酔いを深めていく過程で聴きたい(←ナルシスト全開!)
バックでこのアルバムが流れていたら
間違いなくいい酔い方ができると思う(勝手に酔え!)
コルトレーンの演奏はうまい酒そのもの
ピアノのマッコイ・タイナーのプレイは絶妙のアクセントとなって酒と交わる
最も味わい深いステキな曲だったのは
05「I WISH I KNEW」
1945年ハリ・ウォーレン作のスローナンバー
冒頭イントロのマッコイ・タイナーの流麗なピアノプレイがナイス
もちょっと弾いて! というくらいで終わって
コルトレーンのサックスがビシッと入り込んでくる
あくまでも空気を壊さない感じでいて、なおかつ重厚な存在感
サビ部分のクイッと音が上がるメロディーはなんともメロディアス
2分32秒からのマッコイ・タイナーのピアノソロも実にリズミカルで聴き応えがあって3分29秒まで
コルトレーンの深いサックスにタイナーの透明感あるピアノ
この両者をジミー・ギャリソン(b)とエルヴィン・ジョーンズ(ds)の抑えたバックが見事に支える
レギュラーカルテットならではの見事なハーモニーだと思う
ナット・キング・コールの歌で大ヒットした
03「TOO YOUNG TO GO STEADY」
のアドリブ部分や
06「WHAT'S NEW」
なんかもかなり良い感じだ
録音は1962年の9月と11月
7曲目だけが1961年12月
リリースはインパルスから
- [2009/03/23 ]
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しげぞうコラム35 なかなかナイス
これ、なかなかええ曲やなぁ
久保田は決して嫌いじゃない・・・(ってヘンな言い方やけど)
・MISIA feat. 久保田利伸 「FLYING EASY LOVING CRAZY」
↑もうすでに見れないみたい・・・
- [2009/03/11 ]
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MY FOOLISH HEART / KEITH JARRETT
キース・ジャレット・トリオのライヴアルバム
2枚組みでリリースは2007年
この音源というのは2001年7月22日のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏
つまり6年の歳月を経てCD化されたというもの
ズラズラズラ〜とこれでもかとスタンダードが並ぶ
現在、すでに世界最長結成となっているトリオのメンバーは
キース・ジャレット(p)
ゲイリー・ピーコック(b)
ジャック・ディジョネット(ds)
どれもこれもとにかく聴き応えがあるが
やはりアルバムタイトルにもなっている
CD1-02「My Foolish Heart」
ネッド・ワシントンとヴィクター・ヤングによるよく知られた曲
なんと言ってもビル・エヴァンスの『Walts For Debby』一曲目における演奏が有名
ここでの12分25秒に及ぶキースの演奏は
それと比べても何の遜色もないすばらしい内容だ
出だしのイントロにおけるキースのソロプレイからしてとにかくスンバラシイ!
耽美な世界にグイッと引き込まれそいつが2分ほども続く
そうして、ふいに思い出したかのように例の「タ・タ〜ン」というメロディーが始まるのだ
ゆっくり滑り込むかのようにベースとブラシ&シンバルが合流する
トリオが一体となってメロディーを奏で始めるあたりですでにこちらはノックアウト気味だ
エヴァンス演奏のものとはまたまるっきりといって良いほど異なるフレーズ
ゆったりとしたテンポの極上のフレーズが展開される
キースのプレイは独創的でどこまでも美しい
やがてそんな心地よさに耳が慣れきってしまった頃
時間にして4分くらいから少しテンポが変わる
いつしか曲は明るくスウィングした調子になって
6分から7分くらいにかけては特に三者が見事に絡んだ演奏を聴かせてくれる
一曲の中で、まるで別の曲が二つ存在しているかのよう
やがてオーラスを迎えるあたりになると
再びキースのこれまた美しすぎるソロとなって
静かに曲は終わっていく
CD2の方でとにかく美しいのは
05「Guess I'll Hang My Tears Out To Dry」
サミー・カーンとジュール・スタインによる一曲
こちらもキースらしい流れるようなフレーズを聴くことが出来る
どこかノスタルジックを感じさせる味わい深いメロディー
それをトリオは静かに、時に力強く演奏している
- [2009/02/23 ]
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POCKET MUSIC / 山下達郎
いつもは時間をかけてちゃんと下書きをして
何度かおかしな箇所を訂正して
それからウェブにUPするのだけど
今回は直書きで勢いよく行くゾ!
1986年リリースの「POCKET MUSIC」
なんてことだ!
僕はこのカセットテープをいつしか手放してしまっていた
ゴメンナサイ
1986年にちゃんと録音し
間違いなく数年前まで保持していたのだ
僕の中では
バラエティ番組「ひょうきん族」のエンディングテーマにもなった
01「土曜日の恋人」
が本作品中ではお気に入り
大好きなキーソングとも言える一曲なのだが
ご承知のようにそいつは別のアルバムにも収められているので
そっちがあればええわっ! なんていつしか考えてしまったのかもしれない・・・
僕の部屋は娘と仲間っこなのですね
彼女の本やアルバムの場所もどんどん作らなきゃいけない
限られた収納スペースは限られた分しかないし(←そのまま!)
だから整理・・・・・・カセットテープよ、あいさらば!
ところが
最近になってふいに突如として心にグッと入り込んできたのが
02「ポケット・ミュージック」
わっ、こんなええ歌入ってたんか?
アコースティックギターの刻み方なんてどうよっ
この歌詞の透明さ、アンサンブルの暖かさ、フリューゲルホンの音色・・・
「アホアホアホ! しげぞうのアホっ!」
「今ごろになって目覚めるなんて、オマエはまだまだやっ!」と
己の未熟さを思い知らされたのだった
急遽、1991年リリースのリマスター版を入手
11「MY BABY QUEEN」
というボーナストラックがまたイケル
相当イケルのだ
こんな曲も隠してたんか、タツロー
05「メロディー、君の為に」
もナイス
この時期のタツローサウンドを象徴するかのような構成
そいつが20年以上の時間を経ても色あせない
全く色あせないところがスゴイ
タツローの歌は今も好きだけど
現在ほどこねくり回さないこの頃のタツローのボーカルは心地いい
こぶしが効きすぎていないのだ
ナチュラルな音楽と自然なボーカルを堪能
06「THE WAR SONG」
も、この作品の中で聴くとなお一層
その世界観に引き込まれる
09「LADY BLUE」
における佐藤博のピアノプレイも素敵
タツローサウンドと佐藤ピアノの相性は抜群だ
さて、またしばらくはこのアルバムをまた楽しむとしよう
晴れの日も雨の日も楽しめる作品
こういうアルバムは、大事にしないといけないな、と
- [2009/02/16 ]
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しげぞうコラム34 楽器ふたつ
野呂一生(カシオペア)と増崎孝司(ディメンション)
アコースティックギターを手にコラボレート
心地よい響きデス
☆ Isn't She Lovely
- [2009/02/09 ]
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